「Life 愛する人を助けたい!」を発行しました。
ライフセービングというのをご存知ですか。文字通り、「いのちを助ける」ということです。夏などに、海でおぼれそうな人を助ける、一種の救助活動といえばいいでしょう。昔でいえば「プールの見張りのお兄さん」でしょうか。
「Life 愛する人を助けたい!」は、まさにライフセービングのことを中心に描いた自叙伝です。この活動は、日本ではすべてボランティアですが、海外では公務員のような地位にあるそうです。オーストラリアではライフセービングのさまざまな競技は国技となっているそうです。
著者の遊佐雅美さんは、ライフセービング活動を20年以上続けている女性です。この活動には「ビーチフラッグス」という、肉体や精神を鍛える競技が付随しています。テレビでもおなじみのこの種目は、20メートル先にあるフラッグ(旗)を誰よりも早く奪い取る競技です。彼女はその種目で国内では17年連続で優勝しています。海外でも世界チャンピオンに4回輝くという、まさにすごいアスリートです。
ところが彼女は、アスリートらしからぬアスリートといっていいでしょう。見た目は本当におとなしい感じです。話し方もどちらかというと、噛み締めるようにゆっくりと話します。彼女のどこに、フラッグを他人より早く奪い取るエネルギーがあるのかと疑いたくなるほどです。もちろん、筋肉はバキバキですが、本当にちょっと見ただけでは17連覇のイメージはまったくありません。
彼女と話したり、あるいは大勢の前で話をするときも、本当に誠実さが全面に出てくる感じで、それこそまさに、いい意味で、君子は豹変するのでしょうか。
ところで、彼女の左耳は聞こえません。数年前に突発性難聴を発症し、その後も治っていません。それでビーチフラッグスは17連覇で潰えたのですが、それでも昨年はまたチャンピオンに輝いています。
当社がこうした種類の本を出すのは初めてですが、人間の奥深さや優しさを感じさせてくれます。ぜひ、ご一読を。
「Life 愛する人を助けたい!」は、まさにライフセービングのことを中心に描いた自叙伝です。この活動は、日本ではすべてボランティアですが、海外では公務員のような地位にあるそうです。オーストラリアではライフセービングのさまざまな競技は国技となっているそうです。
著者の遊佐雅美さんは、ライフセービング活動を20年以上続けている女性です。この活動には「ビーチフラッグス」という、肉体や精神を鍛える競技が付随しています。テレビでもおなじみのこの種目は、20メートル先にあるフラッグ(旗)を誰よりも早く奪い取る競技です。彼女はその種目で国内では17年連続で優勝しています。海外でも世界チャンピオンに4回輝くという、まさにすごいアスリートです。
ところが彼女は、アスリートらしからぬアスリートといっていいでしょう。見た目は本当におとなしい感じです。話し方もどちらかというと、噛み締めるようにゆっくりと話します。彼女のどこに、フラッグを他人より早く奪い取るエネルギーがあるのかと疑いたくなるほどです。もちろん、筋肉はバキバキですが、本当にちょっと見ただけでは17連覇のイメージはまったくありません。
彼女と話したり、あるいは大勢の前で話をするときも、本当に誠実さが全面に出てくる感じで、それこそまさに、いい意味で、君子は豹変するのでしょうか。
ところで、彼女の左耳は聞こえません。数年前に突発性難聴を発症し、その後も治っていません。それでビーチフラッグスは17連覇で潰えたのですが、それでも昨年はまたチャンピオンに輝いています。
当社がこうした種類の本を出すのは初めてですが、人間の奥深さや優しさを感じさせてくれます。ぜひ、ご一読を。
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