トマトの気持ち

トマトが送られてきました。

品種は「桃太郎ファイト」というのだそうで、糖分が8%と、まさにフルーツトマトです。普通のトマトが5%ぐらいですから、かなり甘いのですが、ベタベタした甘さではなくスッキリしています。

世界的に食料争奪時代になりつつあり、世界中で食料の奪い合いや輸出の拒否が起こっています。食料の39%しか自給できない日本の食べ物のことを考えると暗澹たる気分になりますが、やはりそれなりに自活できるような食料政策、農業政策を早くとらないと、この国はほんとうにダメになるでしょう。

今日はたまたま、「オリジン弁当」に取材に行ってきたのですが、例えば幕の内弁当では、ご飯と卵とほうれん草以外の、鶏肉、牛肉、エビなどはすべて海外から取り寄せているとのことでした。つまり、おかずの90%以上は海外依存ということです。

農業は第一次産業ですから、そこから日本のGDPをまかなうのは不可能ですが、それでも1.5次産業ぐらいにすることはできるのではないでしょうか。

そのひとつが「桃太郎ファイト」のような、少し高くてもおいしいものを供給することのように思えます。あるいは、『計算不可能性を設計する』(ウェイツ刊)の著者神成淳司氏が大学で試みている、ITを使ったトマト栽培もその類でしょう。

いずれにせよ、「コラソン デ トマト」、つまりトマトの気持ちをうまく伝えて食べてもらえるものにしないといけないようです。

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