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写真は、近所のツバメの巣です。昨年も、一昨年も、この巣にツバメは来ませんでした。 そして、今年。 ツバメは年々見かけなくなってきているので、もうダメなのかと思っていたら、5羽のヒナが元気に育っています。 自然の移ろひに心が騒いで、生きることに対する思い入れを持つ日本人ですが、そうした現象を感じることが危うくなり、精神性もすっかり枯渇しています。 こんなことを言うと、保守的な感じがしますが、最近ではそれはいいことだと思い始めています。守るべきものがあると感じるなら、変に新しいものに飛びつく軽薄さよりは、ずっとましです。むしろ、それによって後進と戦うことも、自己確認であるでしょう。あるいは、それが理解されないなら、この国は滅んでもいいはずです。 岡本かの子の歌に「年々に 我が悲しみは深くして いよよ華やぐ命なりけり」というのがありますが、そういう心境がよく分かるようになってきました。 |
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