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突然ですが、飲み屋を含む外食のすばらしい店の条件を考えてみました。昨今、あまりにもひどい店が多すぎるからです。 いい店の一番の条件は、やはり値段が適宜なことでしょう。たとえば、焼き鳥1本200円なんていうのは、信じられません。赤坂のある蕎麦屋では、ダシ巻き卵(4キレほど)が900円で、目が点しました。 二番目は当たり前ですが味です。これこそ店の最高のウリですから、たとえ安価なものでも、どのような気配りをして出すかで、その店の精神が見えます。それなりの店で、豆腐のパックの跡がついた冷やっこをそのまま出してきたのには驚きました。チューブからそのまま搾り出したウンコ状のわさびとかね。 三番目は、味も含めますが店の心配りです。簡単なのは、トイレです。トイレを見ればすぐに分かります。それと、客に対する気遣いです。たとえば、アホな店員がいるだけで、苛立ちます。「ご注文を繰り返させていただきます」とか「他にご注文はありますか」などなど。こういう奴がコミュニケーションができないで悩んでも当然です。 最近ではスタンドアローンの店がさらに少なくなり、やたらとチェーン店が増え、いろいろな食べ物を簡単に食べることができるようになっていますが、決して「いい店」ではないはずです。ただの「エサ」として食べているのなら仕方ないのですが、一方にグルメとか行列のできる店という流れがあり、その流れも結局は味音痴の流行のようなものなのでしょう。行列のできるラーメン屋が多くありますが、ほとんどは濃い味でごまかしているだけで、グルメとはほど遠いものです。まあ、グルメそのものもあやしいのですが。 そしてそうしたことが、日本の食料自給率の問題についても影響していることはまちがいありません。大型店舗やチェーン店は、安易に海外から食べ物を輸入する国策の結果だからです。 ということで、今回の写真は行きつけの店ですから、名前も場所も言いません。若いマスターですが、安くて美味しいものを提供してくれます。客に対する気配りも一流で、常連は大事にしつつ、常連だけの店にさせないということも考えています。 宣伝はしていませんが、それでも口伝えで広がり、ある曜日のある時間帯をはずすと、ゼッタイに入れません。本当は、こういう店をみんな望んでいるはずですが、酒を飲む人も少なくなり、みんなが望んでいるということでもないのかもしれません。 ケイタイやパソコンを持っていれば、世界中どこでも「自己」を持参でき、「世界」と「交流」できるわけですから、とくに生の会話なんて必要ないと思い込んでいるのでしょう。これも時代ではあるのですが。 みなとの偉人たち―時代への挑戦・海からの日本づくり
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