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『たったひとつの自分史づくり』を発行しましたが、本書はウェイツの出版物としてはかなり毛色の違う本といえます。 では、なぜこうした本をつくることにしたかを、本書がどんな内容かを述べながら説明します。 本書の特徴はなんといっても、その年にまつわるクイズがついていることです。クイズを解くことで、当時の出来事や流行などのことを自然と思いおこすことができ、それによって自分の過去がおのずと浮かび上がるようになります。 ただ日記を書くように自分史を書きつづるというのは難しいだけではなく、あまり意味のあることにはならないのではないか。たとえば机に向かって過去を思いやっても、そう簡単にはいかないはずで、やはり自分自身のことを気付かせてくれるヒントや過去のことを刺激する要素が必要です。 当時の出来事を掲載することはどの本でもありますが、本書ではそれだけではなく、そのとき自分がどういう生活をしていたか、たとえば誰と付き合っていたか、どういうアイドルにあこがれていたかなど、クイズと同じように、自分の過去を振り返ることができるヒントとなる仕組みをつくっています。 以上のことからも、本書が一般にある「自分史づくり」の本とはまったく違うことがお分かりになったと思います。 では、なぜこうした本をつくったのかというと、そろそろ人生の見直しや再スタートを図らないといけない時期に来ている中高年がたくさんいると考えたからです。 そうした精神状況にあるときに、自分自身の整理の意味も含めて、「自分史」という発想はとても重要です。しかも、「筆記する」という行為は、頭の中に思い描く以上に客観視でき、かつ、自分のことを結果的にまとめることにもなります。 「人生は結局はひとつの窓から見るのが一番よく見える」と言ったのは、アメリカの作家S・フィッツジェラルドです。「ひとつのまど」というのは自分自身のことのように思います。この際、みなさんも「自分史」にトライしてみてはいかがですか。 たったひとつの自分史づくり
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